急成長している手術支援ロボット業界への投資

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パス

こんにちは、パスです。
今回は、現在市場拡大が急速に進んでいる手術支援ロボット業界への投資についてまとめてみました。

コロ

ロボットが手術するって漫画の世界みたいだね?

パス

コロちゃん、そうなんです😊技術は日々進歩しているんです。
早速紹介していきますね。

目次

ロボット支援手術とは?

ロボット支援手術とは、手術器具を取り付けたアームや内視鏡を挿入して、医師が操作ボックスの中から遠隔操作して行う手術のことを行います。

ロボット掃除機のルンバのように、完全に自律運転するものではなく、あくまで医師が間接的に操作することになります。

元々は紛争地域等で遠隔操作で手術をすることを想定した軍事的技術だと言われています。

現在普及しているロボット支援手術を説明する前に、その前提となる手術方式について簡単に触れたいと思います。

開腹手術と内視鏡下手術

手術は、お腹を大きく切開する「開腹手術」が基本です。

しかし、近年はお腹に数か所5mm~10mmくらいの小さな切開をして、そこから内視鏡や手術器具を挿入する内視鏡下手術の割合が増加してきています。

内視鏡下手術の割合が増えている理由としては、下記イラストのように、開腹手術と比べて、傷が小さく済むので、手術後の患者さんの治りが早いからです。

また、モニターで患部を拡大しながら手術できるので、精細な手術ができるというメリットもあります。

ロボット支援手術の利点

ロボット支援手術は、上記で説明した内視鏡下手術の中に分類されます。

内視鏡下手術の中でも、最近特にロボット支援手術が急速に普及してきており、下記のような特徴が挙げられます。

①ロボットが手の関節と同じように動いて操作できる。
②3D観察できる。

通常の内視鏡下手術では、下記の写真のような鉗子を使って手術を行います。

このような鉗子は、自由に曲げたりすることができず、直線的な動きしかできないので、操作の難易度が高くなります。

それと比較すると、手術支援ロボットの鉗子は、関節があるので操作がしやすいと言われています。

まるで人の指先のようですね!

また、3D観察が可能なことで、臓器や血管などをリアルな立体画像として、捉えることができ、手術の精度が高まると言われています。

そのため、同じ手術でも開腹手術と内視鏡下手術、ロボット支援手術では、診療報酬(病院が国から手術の対価として受け取る報酬)が違ってきます。

下記は、ロボット支援手術で最もポピュラーな前立腺手術の日本における診療報酬の比較になります。

前立腺悪性腫瘍手術の場合
・開腹手術⇒410,800円
・内視鏡下手術⇒774,300円
・ロボット支援手術⇒952,800円

開腹手術とロボット支援手術では、実に2倍以上の差があります。この診療報酬が病院の収入となるため、国としてもロボット支援手術を後押ししていることが分かります。

手術支援ロボットの市場規模と将来性

世界の手術支援ロボットの市場規模は、2016年の52億ドル(約5,400億円)から、2025年の145億ドル(約1.5兆円)まで年間13.7%の速さで成長すると予測されています。

私が手術支援ロボットが将来性が高いと考える理由
・世界の人口増加と高齢化により、手術件数自体が増える
・現在黎明期のため、本格的な普及はこれから

手術支援ロボットの代表的企業の業績と株価

手術支援ロボットのパイオニア インテュイティブサージカル(ISRG)

現在の手術支援ロボットの市場は、インテュイティブサージカル(ISRG)が約7割と圧倒的なシェアを取っています。

インテュイティブサージカル(ISRG)は、手術支援ロボットを世界で初めて製品化した企業で、ダヴィンチという製品を販売しています。

最近では、インテュイティブサージカル(ISRG)以外にも、様々な会社が手術支援ロボット業界に参入してきています。

例えば、海外ではベンチャー企業から、ジョンソンエンドジョンソン(JNJ)や、メドトロニック(MDT)等の大手医療機器メーカーまでが参入しており、日本では、シスメックスと川崎重工の合弁会社であるメディカロイドが昨年新製品を発売しています。

しかし、それでもインテュイティブサージカル(ISRG)の優位性は揺るがないと私は考えています。

製品力が非常に高いという評価があるのは勿論ですが、それ以外にも理由があります。

それは、一般的に、医師は普段から使い慣れていて、安心・安全に使える製品を好むため、競合会社の性能が少し良いくらいでは簡単に乗り換えることは少ないと言われるからです。

実際に、インテュイティブサージカル(ISRG)の製品を使用するためには、専門のトレーニングを行う必要があります。

そのため、参入障壁は思っているよりも高いのではないかと思います。

インテュイティブサージカル(ISRG)の業績

それでは、最新の決算情報をみていきます。

内訳はInstruments and accessories(手術器具等の消耗品)、Systems(機器)、Services(1)(メンテナンス)になります。

機器自体の値段も数億円という高額な製品ですが、実際に手術で使用するためには、それに加えて消耗品である手術器具やメンテナンスが必要となります。

つまり、機器が導入されると、消耗品やメンテナンスの売上が安定して毎年入ってくるサブスクリプションビジネスを展開しています。

既に機器自体の売上より消耗品・メンテナンスの方が全体の売上に占める割合が高いことがおわかり頂けるかと思います。

売上・利益共に右肩上がりです。コロナによる手術数の落ち込みで今年度は少し成長スピードが落ちていますが、それがなければもっと業績は良かった可能性も高いと思います。

市場が拡大しているなかで、シェアも非常に高いため、売上・利益ともに順調に成長しており、将来有望な会社だと思います。

インテュイティブサージカル(ISRG)の株価

インテュイティブサージカル(ISRG)の株価についてみていきます。

右肩上がりの売上・利益を反映して、株価は直近5年で5倍以上に上昇しています。

下記は、インテュイティブサージカル(ISRG)とS&P500(VOO)の3年間のリターンを比較したものです。

インテュイティブサージカル(ISRG)の方が、リターンが良いですね!

まとめ

アフターコロナで生活様式が変わっても、ロボット支援手術の価値は変わることはないと思うので、関連銘柄の株価は今後も上昇していくのではないかと考えています。

グロース株への投資に興味を持たれている方は、検討してみても良いのではないでしょうか。

※投資は自己責任でお願いします!

パス

以上、今回は手術支援ロボット業界についてまとめてみました。少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

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こんにちは、パスです。
ブログに訪問頂き有難うございます。
日本株・米国株・投信信託を中心に投資をしています。これから資産運用を始めたいと思う人が、少しでも参考になるような情報を発信していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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