
こんにちは、パスです😊
米国株において、9月はアノマリー的にパフォーマンスが悪い月だと言われていますので、トレードには注意が必要になってきます。

そもそもアノマリーって何だっけ?

アノマリーとは、相場においては、はっきりとした理論的な根拠を持つ訳ではないものの、実際に「よく当たるかもしれない」とされる経験則のことをいいます。

当たるかどうかは、わからないけど、一応注意した方が良いってことね!じゃあパスさん、説明よろしく!

ころちゃん、早速説明していきますね!
9月は米国株のパフォーマンスが悪い月⁉
下記のグラフは、1985年から35年分のナスダック、NYダウ、S&P500の月ごとのパフォーマンスを表したものになります。
【アノマリー検証】米国株の8月末買い12月末売りは大きな利益を得られるのか | Action(アクション) (money-stock.net)

1年のうちで8月と9月のパフォーマンスが悪いことが分かりますね!
ちなみに、米国株には様々なアノマリーがあります
・1月効果⇒1月に買うと儲かりやすい
・新年度相場⇒4月に買うと儲かりやすい
・サマーラリー⇒7月4日の独立記念日から9月第1月曜のレイバーデーまでに買うと儲かりやすい
・Sell in May⇒6月~9月までが相場が軟調で、5月に株を売って、9月まで相場から離れた方が良い
・ハロウィン効果⇒11月~4月までのリターンが高くなりやすい現象
根拠はなくても、毎年こういう傾向があると頭に入れておくだけでも、投資判断の1つの目安になるのではないでしょうか。
実際に、昨年の9月はレイバーデー明けからパフォーマンスが悪くなりました。
下記は、S&P500のチャートですが、赤丸で囲んだ部分に注目してください。

それまで右肩上がりだった株価が下がっていき、11月の大統領選前まで2か月程度の調整に入りました。
米国では9月から新学期がスタートし、金融市場でも新しいトレンドが動き出す時期だと言われており、それがレイバーデー(労働者の日)明けに起こりやすいと言われています。
そのため、米国株に投資している人にとっては、注意したい時期だと言えると思います。
9月~10月の相場戦略
私は昨年レイバーデー明けで、戦略ミスをしてしまったので、今年は慎重に行こうと考えています。
積立投資している商品は継続購入する
私は投資信託やETFを毎月積立投資しており、これは当然ながら継続しようと考えています。
どういう商品を購入しているかは、下記の記事をご参照ください。

積立投資は、市場が軟調で株価が下がっているときに購入することができれば、将来株価が上昇したときの含み益拡大につながりますので、むしろ継続しないといけないと思っています。
そのためには、相場が不調なときでも安心して保有できるような商品を購入するべきですね!
個別銘柄の整理をする
ハイパーグロース株などは、調整時期には特に株価がズドンと下げる傾向にあるので、是非ご注意ください。
例えば、昨年のレイバーデー明けからの調整では、TQQQ(QQQの3倍レバレッジ型商品)は30%くらい株価が下がりました。
マイナス30%くらいの下げは、普通の調整でもよくあることです。
そのため、このくらいの調整があると想定して、資産の目減りや含み損の拡大に耐えれる事ができる銘柄かどうかを考え、そうでないものは早めに処理を検討することも重要だと思います。
特に短期目線で購入したものなどは、この機会を利用して整理するのも良いですね。
割高で手が出せなかった個別銘柄を購入していく
銘柄の整理をする一方で、調整相場では、今まで欲しかったけど、株価が高くて手が出せなかった銘柄を購入していくのもアリだと思います。
ただ、欲しいと思っている銘柄を一気に購入してしまうと、更に下げ相場が続いて、含み損が拡大してしまいかねません。
そのため、何回かに分けて購入することをおススメします。
今から欲しい銘柄をリスト化するのも良いのではないかと思います。
ちなみに今、私が購入検討しているのは、PLTR、MQ、NCNO、U等です。
まとめ
相場が軟調になると、運用資産が減るので、気分的に良いものではありません。
ただ、しっかり戦略を立てて行動すれば、将来のリターンをグッと増やすこともできると思うので、ポジティブな気持ちで投資を楽しみたいと思っています。

以上、今回は9月の相場を乗り切るためのコツについてまとめてみました。少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
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